テレ朝・玉川徹氏は鎮火せず、NHK解説委員・岩田明子氏の時は…番組発言“炎上騒動”の大違い

公開日: 更新日:

《降板だよ。降板》

《発言の問題以上に局の報道姿勢が問われているだろう》

《誰でも勘違いはある。すでに謝罪しているのだから出勤停止は自主規制し過ぎではないか》

 賛否両論の声は広がるばかり。テレビ朝日の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」の生放送中、安倍晋三元首相の「国葬」に関して無関係だった大手広告代理店「電通」の名前を挙げたとして、出勤停止10日間の謹慎処分となったコメンテーターの玉川徹氏についてだ。

 MCを務めるフリーアナウンサーの羽鳥慎一は5日、同番組の冒頭、「玉川さんの発言によりまして、ご迷惑おかけしました各方面の方々、そして不快な思いをされました各方面の方々、さらに視聴者の方々、大変申し訳ありませんでした」などと謝罪したが、ネット上の“炎上”は収まる気配がない。

 批判的な意見として多く見られるのが、公共の電波で嘘を言った、政治的な発言で世論を誘導した、という2点だ。とりわけ、玉川氏がふだん自民党政権に対して厳しい見方を示していたためか、《この男は極左だった》《安倍政権の揚げ足取りばかりやっていた人だった》《政治的中立、公平さを欠く》といった投稿だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった