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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

トップ清水賢治社長に代わったフジテレビの“アニメ推し”が目に余る

公開日: 更新日:

 また、「鬼滅の刃」は子供にも人気ということだが、血しぶきや人体損壊など残虐なシーンもあり、大人でも気分が悪くなる。それを子供に見せて大丈夫なのか。PG12(12歳未満は保護者の助言・指導が必要)で、保護者同伴でなら観賞してもいい映画を、テレビで普通に見られるから驚く。

 そういえば、12日の土曜プレミアムでは、映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」がノーカット放送されるが、これも子供が見たらトラウマになるのでは、と心配だ。

 ここにきてアニメ推しがすごいが、辞めた港浩一社長が社長になったとたんに始まった「オールナイトフジコ」のことを思い出した。アニメ畑の清水賢治社長になったら、今度はアニメですかという感じ。

■いっそ検証番組もアニメでやれば

 もっとも、日本のアニメは世界中から注目されていることだし、女子大生とバカ騒ぎする番組よりも、間違いなく将来性はあるだろうが……。いっそのこと、フジはアニメに特化したテレビ局にすればいいのに。それなら女子アナを私物化する役員も出ないだろうし。

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