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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

竹内涼真はボジティブな空気で育ったからこそ未来を信じ切れる

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 逆に竹内が学生時代に心血を注いで取り組んだサッカーを諦め、芸能界の道に進む際、唯一、相談した相手が実は妹だった。彼女は「いけるよ!」と答えて後押ししたのだ(NHK「あさイチ」17年6月30日)。その一言に自信を得て、「ちょっとグランプリ取ってくるわ」とオーディションに出かけ、本当にグランプリに輝き、デビューしたのだ。

 将来思い描く理想の家族像を問われた竹内は「何でも言い合えるオープンな家族。隠し事を無しにして、学校で起きたことから恋愛まで何でも全部すぐ言う家族がいい」(阪神コンテンツリンク「Billboard JAPAN」17年9月13日)と答えているが、それはまさに竹内自身の家族。みんな仲が良く「仲間のような関係」(光文社「VERY」22年7月7日)だという。そのポジティブな空気の中で育ったからこそ、すがすがしいほどに自信があふれ出ているのだろう。

 “出世作”ともいえる「陸王」(TBS系)のオーディションの際も、「絶対にこの役は僕しかいない」と確信し、「僕に任せてください」と監督に宣言したと冒頭の番組で明かしている。

「石橋を叩いて飛ぶ。渡るんじゃなくて飛ぶ」(TBS系「日曜日の初耳学」2月15日放送)

 その心情で彼は迷いを感じさせないくらい、チャレンジを繰り返している。それは今の自分に自信があるからというよりも、未来の自分の可能性を信じ切っているからに違いない。

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