脳卒中マヒに新リハビリ 「ニューロフィードバック」の効果
「マヒした指、手、足を動かすことを繰り返しイメージしてもらいます。それによって、手足の動きと連動している脳の運動野の脳細胞が活性化されるのです」
■脳の動きを“見える化”
ただ、「イメージ」なので、脳の必要な部分が本当に活性化されているかがはた目には分からない。さらに、実際はできないことをイメージすることは、それ自体が難しいという。
「指を動かしている“映像”を思い浮かべるのは比較的容易にできますが、それは指を動かすことをイメージするのとは違います。活性化させたい部分の脳を使えているか、きちんとイメージできているかを客観的にチェックするために、近赤外分光法(NIRS)を用いました」
患者は近赤外分光という光線を発するヘルメットのようなものをかぶり、モニターの前に座る。近赤外分光は皮膚や頭蓋骨などを透過し、ヘモグロビンなどの生体内色素に吸収される性質がある。脳は活性化すると、その部分の血液量が増える。適切に脳が活性化されていると、モニター上で棒グラフが伸びる。


















