【糖尿病】治療はやはり専門病院で 病院“渡り鳥”にならない

公開日: 更新日:

 ほかに「食事療法」として、主食はご飯100グラム(小さな茶碗にあっさり1杯程度)、ゴマ油をかけた玉ネギ1個を4分の1、ホウレンソウは1束の4分の3、たまにサバの缶詰をテーブルに載せるぐらいで、常に腹八分の状態をキープしてきた。

 さらに「運動療法」として1日30分~1時間ほど歩くことにしている。

「とにかく糖尿病を改善したくて、これまで10以上の病院で治療を受けてきました。ところが、それぞれの病院によって対応が違うのです。インスリン注射を打てとか、腎臓機能が低下しているから人工透析を受けてはどうかとか、和食がいいとか洋食はいいとか、カリウム(野菜)の取り過ぎだとか……」

 ある大きな病院で診察を受けたときは、しばらくして「当病院では治療しません」とだけ書かれた文書が自宅に届けられたという。

 このように病院の“渡り鳥”を続けてきたが、ある日、書店で糖尿病治療専門医が書いた本を手にした。著者は都内のある糖尿病専門クリニックの院長だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」