ぽっこりお腹が引き締まる「ねじり運動」と「スクワット」

公開日: 更新日:

 ズボンのベルトがめり込むポッコリお腹をなんとかしたい――。そう考えている中高年は多いだろうが、一度だぶついたお腹を引き締めるのは容易ではない。そこでプロレスのリングドクターでもある「弘邦医院」(東京・葛西)の林雅之院長に、お腹をへこませるコツを聞いた。

■まずは基礎代謝を上げるところから

「多くの方はお腹をへこませるために、あおむけの状態での腹筋運動を考えがちです。しかし、お腹のたるみは腹筋だけ鍛えてもダメ。太ももの裏など、お腹を支えるための筋肉全体のたるみを引き締めなければなりません。実際、40歳を過ぎれば年に1%筋肉が減っていく。体全体の筋肉をつけて基礎代謝を上げ、自然に脂肪燃焼する体をつくることが大切です」

 加齢でお腹がせり出してくるのは、筋肉が減って内臓を支えられなくなるから。老化で腸の動きが悪くなりガスや便がたまる、内臓脂肪や皮下脂肪がたまるなども原因となる。

「腸の動きをよくするには、体をねじる運動を心がけることです。あおむけに寝て両膝を立てた状態で足を左右に振る、立ったまま、体を左右にねじるなどもよいでしょう。腸の蠕動運動を助ける腸腰筋をほぐすエクササイズも効果的です。手を後ろで組んで両足を肩幅に開き、片方の足を前に出して膝を折り曲げる。暇をみつけて繰りかえすことです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    国分太一との協議内容を“週刊誌にリーク”と言及…日本テレビ社長会見の波紋と、噴出した疑問の声

  5. 5

    衆院定数削減「1割」で自維合意のデタラメ…支持率“独り負け”で焦る維新は政局ごっこに躍起

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  5. 10

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較