寿命が縮む高齢者の「腰曲がり」 日常予防と手術治療法

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 昔話などによく登場するような腰が曲がり、杖をついた老人は、「腰曲がり」と呼ばれる疾患だ。かつては放置されていたが、医療技術の進歩で積極的な治療が可能になった。

 いわゆる腰曲がりの正式名称は「後弯症(前曲がり)」で、「成人脊椎変形」のひとつ。三楽病院脊椎脊髄センターの佐野茂夫センター長によれば、原因となる疾患は主に「変形を伴う腰部脊柱管狭窄症」「骨粗しょう症による脊椎骨折」「変性後側弯症」の3つがある。

「腰部脊柱管狭窄症」は、脊柱管と呼ばれる骨のトンネルが細くなり、神経が圧迫されて症状が出てくる病気だ。

「特徴的な症状は、歩くと足がしびれたり痛んだりし、休憩するとそれらが消える間欠跛行です。これに『すべり(前後、左右のズレ)』や『側弯(横曲がり)』が加わると強い症状が出て、徐々に腰曲がりになります」

「骨粗しょう症による脊椎骨折」は、骨折そのものが治っても、骨が変形して固まり、強い腰曲がりに至る。

「変性後側弯症」は、椎間板の変性などの加齢現象による腰曲がりで、高齢になってから急速に進行する。

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