一般女性は“鬼嫁”になる

公開日: 更新日:

 それでも金持ち医者になりたければ、医師不足のエリアの病院に勤務するしかありません。

 かなり昔、ある医師専門の人材派遣会社が県別の医師の年収ランキングを出したことがありましたが、当時、最も年収が高かったのは青森県で、最低の山形県に比べて500万円以上の差があったと記憶しています。

 しかし、そこでも鬼嫁から「そんな田舎に住みたくない。子供の教育はどうするの?」なんて反対される。結局、都心に住みながら埼玉や千葉の不便な場所にある病院に、片道数時間かけて通うことになるのです。

 ですから、私は若手医師には、「結婚相手は同じ医者か、薬剤師や看護師などの医療関係者の方が、将来はラクだぞ」と言っています。

 結婚式場で満面の笑みの後輩の背中に、暗い将来を見たのは私だけではないと思います。

【連載】当事者たちが明かす「医療のウラ側」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃