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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

皮膚がん治療に年80億ドル NY市が打ち出した“苦肉の策”は

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 ニューヨーク近郊のビーチやプールは、5月末のオープン以降、連日多くの人で賑わっています。そんな中、ニューヨーク市がビーチやプール、公園に「無料の日焼け止めディスペンサーを設置する」計画を発表しました。

 アメリカ人が最も多くかかるがんの第5位が皮膚がんです。特に「メラノーマ」と呼ばれる皮膚がんは、発生率は低いものの死亡率が高いために恐れられています。そして、アメリカではこのメラノーマの患者がここ40年で3倍に増加しました。

 メラノーマは、肌の紫外線への過度の露出が大きな原因です。オーストラリアやニュージーランドなど赤道に近い国で最も多く発生していて、肌の色が薄い白人が発症するリスクが高い。アメリカでも白人の間で発生が増加していて、その理由として「アウトドアスポーツが盛んになり、さらに日焼けマシンの使用が増えた」ことが指摘されています。

 自治体や学校、メディアでは「ビーチや公園などで日光を浴びる時はもちろん、街の中でも日焼け止めを使用するように」と呼びかけています。今回はそれを一歩進め、無料の日焼け止めを設置し、手軽に利用してもらおうというのです。

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