不調を訴える人の共通点は「言い訳」にあった

公開日: 更新日:

 新宿3丁目で「氣生薬局」を開く漢方薬剤師の久保田佳代さんは、不調を訴える人には共通点があるという。それは「言い訳」だ。

 疲労感が強く、夜あまり眠れないと訴える30代の女性は、秋が深まっても“ナマ足”だった。

 久保田さんは「足を冷やすと、体も冷え、疲労や不眠につながる」と説明したが、女性は「寒くないので、ナマ足でも平気なんです」と言う。手を触ってみると「久保田さんの手、温かいですね!」と驚いている。「私の手が温かいのではなく、あなたの手が冷えている」と言っても、「だけど、全然寒くないんです」と言い張るだけだった。

 40代の男性はかなりの肥満で、医師からは糖尿病や高血圧を指摘されていた。久保田さんが「代謝機能の低下が見られる場合、大腸フローラや消化酵素などの異常でなければ、食べ過ぎか、運動不足か、間食をしているかです」と説明しても、男性は「食事には気を付けている」と聞く耳を持たない。

 そこで、食べたものを1週間分すべてノートに記録してもらった。すると1回の量はたしかに多くないが、酒を飲みながらスナック菓子1袋を一気に食べていたり、シメのラーメンが習慣化していることが一目瞭然だった。ノートを見ても、男性は「食べ過ぎていないし、茶碗も小さい」などとブツブツ言っていたが、“記録”の継続で、次第にやせていった。

「自分の無意識の言い訳に気づくことは、思っている以上に不調改善に役立ちます」と久保田さん。あなたはどう?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  2. 2

    氷川きよし待望の復帰コンサートが販売不振? 独立後にメディア出演がパタリとなくなったワケ

  3. 3

    石丸伸二ブーム終焉の兆し…「そこまで言って委員会」で泉房穂氏の舌鋒にフリーズし“中身ナシ”露呈

  4. 4

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 5

    吉村大阪府知事と「羽鳥慎一モーニングショー」で因縁の対決 玉川徹氏は終始冷静で大人だった

  1. 6

    マイナ保険証ゴリ押しへ新たな「ニンジン作戦」…10月からこっそり診療報酬4割アップの姑息

  2. 7

    築地場外市場“再開発”は新たな「負のレガシー」か…現地に漂うシラけムード

  3. 8

    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

  4. 9

    日本に留まる男子プロが世界から見捨てられる日…国内ツアーは米下部ツアーより格下扱い

  5. 10

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで