人工知能が究極のかかりつけ医になる

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 では、医師の仕事は完全に人工知能に取って代わられるのでしょうか? どうやらそうともいえないようです。先ほどの医師国家試験をパスする人工知能を開発している教授によると人工知能はいまのところ、時系列の情報の意味を理解できないそうです。例えば、「1カ月前の発熱」「1週間前の発疹」といった時系列での普通の文章は、「1カ月前に発熱しました」「1週間前に発疹が出ました」というふうに言い換えてあげないと、まだ理解できないというのです。

 むろん、こうした問題点はいずれ解決するでしょうが、医師抜きで診断するのは当分ムリだそうです。あくまでも医師の診断を補助する診断補助システムということになるのでしょう。ただ、人工知能は膨大なデータを解析できるのですから、一人一人の患者の治療歴を学習して、その患者に特化したルールを作っていけば究極のかかりつけ医師になるとの期待があるそうです。そうなると医師の仕事の量は減りますが、年だからといって医師をやめる必要もなくなる。医師不足も解決するかもしれません。

【連載】当事者たちが明かす「医療のウラ側」

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