歯医者嫌いも押さえておきたい「3つの歯科テクニック」

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②疾患によっては自費診療がベター

「自費診療」と告げられ、歯科医の金儲けの手段にされているんじゃないかと思ったことはないだろうか。しかし、これは早計だ。自費診療で高額になるのには理由がある。

 前出の根管治療を例に挙げるとわかりやすい。根管治療はいくつかの段階を経て行われるが、最も大事なのが「細菌を根管(歯の神経が入っている管)から徹底的に取り除く」こと。根管治療では最後に虫歯で欠けた部分にかぶせ物をするが、細菌除去がなおざりだとやがて細菌が増殖し、再治療が必要になる。

 再治療になると、治療成績は初回より下がる。再治療を繰り返せば歯を失うリスクが高くなる。その先はインプラントや入れ歯になるが、歯の骨のダメージがひどく、インプラントも入れ歯もうまくいかないことも。

 日本では根管治療の成功率は5割、欧米では9割といわれており、その差は大きい。理由は細菌除去の不十分さにある。

「徹底してやるなら、細菌の多い唾液の侵入を防ぐ処置や、複雑な形状の根管を拡大する高額な顕微鏡などが不可欠。治療時間が長くなり、コストもかかるため、自費診療でやらざるを得ない」

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