小さいバランスボール 膝に挟んで内股トレーニングも

公開日: 更新日:

 今回はロコモ対策グッズを試してみた。ロコモとは「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群)の通称で、運動機能の障害によって介護を必要とする危険度が高い状態を表している。つまり、ロコモにならないよう関節の動きや筋力を維持することがロコモ対策となる。

 まずは、付属のストローを本体に差して息で膨らませることからスタート。丸くなったら付属の栓をして直径20センチのボールの完成だ。素材は柔らかく伸縮性があり摩擦抵抗が強いので、座っても挟んでも滑らないのが特徴的といえる。

 使い方の説明書もわかりやすく、簡単なトレーニングばかり。膝に挟んで内股を鍛えたり、脇に挟んだり、両手で持って頭の後ろから投げるような動作をしたり……といった具合だ。椅子に置いたボールの上に座ってバランスをとるトレーニングは破裂が心配で恐る恐るになるが、案外丈夫で空気も抜けない。

 日本では運動不足が一因で毎年5万人が死亡しているらしい。立つ座る、寝る起きる、歩く、ひねる動作をしたときに少しでも衰えを感じる人にはお勧めだ。

 ★★★(3つが満点)

【連載】試して納得! 健康医療グッズ

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲