ゆーとぴあ帆足新一さん 直腸がん経験も「病気をネタに」

公開日: 更新日:

 手術後も、お水や重湯みたいなものばかりで、とにかく空腹との闘いでした。入院は1週間の予定でしたが、6日目に「先生、お腹がすいてどうしようもありません。もう午後に退院していいですか?」と聞いたら、軽く「いいよ」と言われ、あっさり退院できました。

 先生から注意されたのは、ビールとワインは控えることぐらい。たばこはストレスがたまらない程度には許されたんです。ボク、ヘビースモーカーだったんですよ。「ピース」という芸名の通り、フィルターなしの両切りの缶ピース(50本入り)を何十年間も愛煙し続けてきたんです。でも、がんになってピタッとやめました。

 でも、お酒はやめられない。ウイスキーはいいようなので、もっぱらハイボールを飲んでいます。一人酒は嫌だから、必ず誰かと一緒に。楽しいお酒ならいいんですよ。仕事や買い物で毎日歩いていますし、時間があればジムに行ってプールで泳いだり、太極拳してサウナで汗をかくという健康的な生活です。

 マジメな話、健康には気をつけた方がいいですよ。40代からは内視鏡検査した方がいい。ボクもあと1年放っておいたら、どうなっていたかわからない。今の医療、早期なら助かるから、本当にみなさん検査に行ってください。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋