子供の突然死の主要原因…「心臓震とう」が死を招く

公開日: 更新日:

 心臓震とうは、適切な対処をしなければ死に至る。しかし、胸骨圧迫やAEDの使用で、命が助かる。

 救急車を呼んだ後、見落としがちなのが、現場への誘導だ。

「学校やショッピングモールなどでは、救急車が到着してから傷病者を探し当てるのに時間がかかります。何人か人がいるなら、救急車の到着を入り口で待ち、速やかに現場まで誘導するのが理想的です」

 心臓震とうでは、意識がない。一方、意識がある時は、救急車を呼ぶべきか?

「呼吸がおかしい、なにか様子が変なところがあるようなら救急車を」

 自治体によっては、救急車が必要かどうか、まず相談に乗ってくれる救急相談センターもある。番号は「♯7119」なので、こちらにかけるのも手だ。

 ボールが頭に当たるなどして、その時何ともなかったが、しばらくして頭痛などが起こってきた時も、「♯7119」が役立つ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  2. 2

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  3. 3

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 4

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  5. 5

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  1. 6

    開星(島根)野々村直通監督「グラウンドで倒れたら本望?そういうのはない。子供にも失礼ですから」

  2. 7

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  3. 8

    風間俊介の“きゅるるん瞳”、庄司浩平人気もうなぎ上り!《BL苦手》も虜にするテレ東深夜ドラマの“沼り力”

  4. 9

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  5. 10

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ