著者のコラム一覧
中野 ジェームズ修一フィジカルトレーナー

1971年、長野県生まれ。多くのアスリートから支持を受けているPTI認定プロフェッショナルフィジカルトレーナー。株式会社スポーツモチベーション最高技術責任者。米国スポーツ医学会認定運動生理学士。多くのオリンピック選手や青山学院大学駅伝チームの箱根駅伝連覇を支えるなど、アスリートから絶大な信頼を寄せられている。「100トレ 医師とトレーナーが考えた100年時代の新健康体操」(徳間書店)が発売中。

【腰痛対策】腰椎を支える腹、股関節、尻の筋肉を鍛える

公開日: 更新日:

 腰痛は筋トレで予防できる。しかし、中には内臓由来の腰痛や椎間板ヘルニアなどもあるので、医師の診断を仰いでから筋トレに臨むようにすることが大切だ。

「腰痛を生む主な原因は、腹部周辺の筋力不足と骨盤の不安定。腹部周辺には腰椎以外に骨がないため、腹部の筋力が衰えると腰椎に負担がかかります。鍛えるべきは『コアマッスル』と呼ばれる腹横筋と腹斜筋。さらに腰椎を支える骨盤周辺の腸腰筋と大臀筋です」

◆プランク(腹横筋強化)

 腹横筋は腹筋群の中で最も内臓に近い深層筋のひとつで、コルセットのように横方向に走っている。

(1)スタートポジションは、両肘と両ももを床につけた腹ばいの姿勢。肘は肩の真下で立てるイメージで、肘を90度程度に曲げて安定させ、膝は上に曲げる。(2)ゆっくりと腰を持ち上げ、頭から膝までが一直線になったところで30秒キープ。1日2回が基本。肛門を軽く締めると腹横筋を意識しやすくなる。NGなのはお尻が突き出て、肘が肩より前に出る姿勢。腹横筋強化にならないので要注意。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲