気になるお酒の糖質 ダイエット中に飲んだほうがいいのは

公開日: 更新日:

 糖質制限ダイエットが人気のいま、お酒の糖質も気になるところ。しかし、AGE牧田クリニック・牧田善二院長はこう言います。

「アルコールには血糖値を下げる作用があります。特にワインは、ダイエット中に飲んだ方がいいお酒です」

 食事中に白いパンを食べた群と、ビール、ワイン、ジンをそれぞれ飲んだ群の食後血糖値の変化を比較した研究があります。それによると、パン群は45分後、ビール群は30分後をピークに血糖値が上昇。一方、ジン群はほぼ変化がなく、ワイン群は15分後から緩やかに下降しました。

「血糖値が上昇するとインスリンが分泌され、余分なブドウ糖が体脂肪に変わります。肥満を防ぐためには、血糖値をなるべく上げないことが肝心です」

 ジンを飲んだ群の血糖値が食後ほぼ変わらないのは、アルコールに血糖値を下げる作用があるからです。

 ところがビールでは、アルコールのほか糖質も含まれているので、血糖値が上昇。では、同じく糖質が含まれるワインではなぜ、血糖値が上昇せず、むしろ下降するのでしょうか?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景