男性不妊予防はパンツから 元気のいい精子にはトランクス

公開日: 更新日:

■妊活中はAGA治療薬はNG?

 ただし、いくらトランクスをはいても、ジーンズやスラックスなどの「ズボン」がピッタリなタイプだと台無しになる。特に、蒸し暑くなるこれからの季節は、下着もズボンも“ゆるパン”がおススメだ。

「サウナは子供ができるまではやめておいた方がいいです。お風呂はシャワーだけとはいかないでしょうが、温度がぬるくても長時間、湯船に漬かるのはよくありません。冬場では、コタツや自動車の座席シートが温まる機能なども避けた方がいいといえるでしょう」

 健康志向で自転車通勤がはやっているが、自転車やバイクの長時間のツーリングも不妊のリスクになる。股間が圧迫されて血流が悪くなり、EDや精子の通り道に炎症が起こる恐れがあるからだ。また、長時間の座位も股間に熱がこもるので、ドライバーやデスクワークの職業の人は定期的に休憩を取り、席から離れて股間の風通しを良くした方がいいという。

「子作り世代は薄毛が気になる世代でもありますが、AGA(男性型脱毛症)治療薬の『フィナステリド』は妊活期間中はやめた方がいいでしょう。もともと前立腺肥大症の薬で男性ホルモンの働きを抑制するため、精子に悪い影響が出ることがあります」

 嗜好品では喫煙はNG。飲酒はほどほどに、コーヒーは気にせず飲んでいいという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議