コントロール不良の喘息にしびれが…疑べき重大病とは?

公開日: 更新日:

■治療が遅いと心障害などの後遺症

 石井医師によれば、喘息で医療機関を定期的に受診していても、しびれを喘息と関係があると考えない。だから、医師に相談しない。医師も喘息患者に、しびれの有無を積極的には聞かない。

「EGPAが見逃される可能性はかなり高い。診断・治療が遅れれば、末梢神経障害や、心障害・腎障害などの後遺症を残します。麻痺なども問題ですが、手足のしびれは夜も眠れないほどひどい人もいます。30~50代で発症し、社会的な影響を受けやすい」

 EGPAは、血管炎のひとつだ。血管炎は、血管に原因不明の炎症が起こる疾患の総称。EGPAの場合、白血球の一種で、喘息にも関連している好酸球が血管や気道に集まり、組織を破壊して炎症を起こす。

 EGPAは、①血液検査で、好酸球が増加していないか、ANCA(抗好中球細胞質抗体)が陽性でないか②各種障害の検査で、神経障害、皮膚病変(皮疹が出る)、心病変、腎病変、肺病変、消化器病変などはないか③病理所見で、壊死性血管炎、好酸球性肉芽腫などがないか――で調べる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  2. 2

    巨人はCSファーストSで敗退濃厚…今季DeNAと13勝12敗“ほぼ互角”に潜む落とし穴

  3. 3

    “引退説”の巨人・坂本勇人は来季も現役続行か…「特に二塁打記録更新には強い意欲」の証言

  4. 4

    簗農相「予算カット」恫喝発言が飛び火! 信じられない国交省調査で井林大臣は“火ダルマ”必至

  5. 5

    阪神が佐藤輝明のメジャー流出に備え“金満補強”か…吉田正尚、元MVPゴールドシュミットら浮上

  1. 6

    久保建英は所属クラブでの評価いまひとつ…人気俳優・福原遥との電撃婚でひと皮むけるのか

  2. 7

    『トゥ・オブ・アス』冷め切った関係で美しくハモる二度と共に歌えない2人の業

  3. 8

    壇蜜フルヌード「手取り33万円」の衝撃…芸能界“安すぎ”ギャラの相場と現在値

  4. 9

    (1)内閣改造をめぐる暗闘、そして保身…玉虫色の決着

  5. 10

    巨人2年連続V逸で再び始まる“見境なしの大補強”…床田、坂倉、吉田正尚に小園海斗まで照準