深刻な感染症を媒介 豪雨の後は「蚊」の大量発生に要注意

公開日: 更新日:

 アカイエカは側溝やエサの多い水たまりなどに卵を産み、ヒトスジシマカ、オオクロヤブカなどは空き缶や墓地の花立てなどに多い。コガタアカイエカは水田など広い水たまりに繁殖する。

「野生の蚊の寿命は10日ほど。水害直後は幼虫も流されるため目立ちませんが、その後、水たまりに卵を産み、その次の世代になると、一気に数が増える。水害後20日以上経つと、その数が増える可能性があるということです」

■とりわけ警戒すべきは日本脳炎

“羽音はうるさいし、刺されるとかゆいが、蚊くらい大したことはない”と思いがちだが、侮ってはいけない。

「蚊は最も人を殺す生物」であり、世界中で年間72万5000人がその犠牲になっている。

 実際、蚊が媒介して人が発症する深刻な病気は多い。マラリア、ウエストナイル熱などは日本人にはピンとこないが、デング熱がヒトスジシマカにより国内流行したのは4年前で記憶に新しい。海外で流行のジカ熱もヒトスジシマカにより媒介されるが、妊娠初期の女性がこの病気を発症すると小頭症の子供が生まれる確率が高くなることが知られている。しかし今回、特に注意すべきはコガタアカイエカだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  3. 8

    高市首相応援議連「国力研究会」発足 “大政翼賛会”に入会しなかった70人と主な議員の名前

  4. 9

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  5. 10

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外