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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

米アマゾン参入で処方薬デリバリーの激烈バトルがスタート

公開日: 更新日:

 特色は、数種類の処方薬が飲むべき日と曜日、時間が明記されたパックに1回分ずつ分包され、デリバリーされること。

 特に高齢者など複数の薬を飲んでいたり、薬局まで行くのが大変な人には大きなメリットがあります。残りが少なくなると医師とコンタクトして、自動的に補給してくれるサービスもあります。

 しかし最大の話題は、このピルパックが6月末に「アマゾン」に買収されたことです。アマゾンはすでに医療業界に参入しており、今回の買収はアメリカの医薬品とドラッグストア業界に挑戦状を叩きつけた形になります。これに対応するため、大手ドラッグストアチェーンが他のスタートアップ買収に動くのではという推測もされています。

 一方、消費者にとっては、「競合が増えて薬の値段が下がるのでは」という期待にもつながっています。

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