戦隊ファンに励まされ 俳優・坂元亮介さん食道がん闘病2年

公開日: 更新日:

 3週間の入院を経て10月半ばに退院し、その8カ月後には舞台に復帰しました。本来はまだ舞台に立てる状態ではありませんでしたが、応援の声に応えるためにも「やってみよう」と自分を奮い立たせたのです。

 今年の9月下旬で手術からちょうど2年が経ちます。すっかり食が細くなり、体重は81キロから55キロになりました。「切ればすぐ治るんだろう」と思っていたのは大間違いで、5年生存率は30%で再発の危険もあるとのこと。まだまだ闘いは続きます。

 でも、おかげさまで仕事は順調で、今年は何と歌手としてCDを発売しました。しかも、生前にとてもかわいがっていただいた故松方弘樹さんが歌うはずだった曲なんです。運命を感じました。頑張って歌い続けていきたいと思います。

 実はがんがわかる半年前にお金が必要で、解約返戻金のためにがん保険を解約してしまいました。まだまだ医療費もかかりますし、女房には苦労をかけてます。みなさん、「自分だけは大丈夫」なんて思わないで、保険は入ってたほうがいいです。それに定期健診もね。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学