日本では否定的 妊活中の女性が控えた方がいいのはなぜ?

公開日: 更新日:

 普通よりも頭が小さい小頭症、特徴的な容貌、低体重といった肉体的な特徴以外にも、頭が十分に発達しない状態で産まれてくることによる言語や学習の遅れなどがあるといわれています。

 その影響は乳幼児期だけに限らないといわれています。学童期には発達障害として表れたり、成人になってからはうつ病を発症するなど、子供の人生に大きな影響を及ぼしてしまうことが言われています。もちろん、そのリスクを知っていれば誰も好きこのんで妊娠期に飲酒するはずはありません。妊娠期は産まれてくる子供の能力を決める大切な時期です。

 ただ、人によっては妊娠に気付かずにお酒を飲んでしまっているケースがあるのです。

 むろん、受精卵が着床する超早期の妊娠期の飲酒はそれほど大きな影響を及ぼさないといわれていますが、お酒を飲まないに越したことはありません。

 日本国内の胎児性アルコール症候群の赤ちゃんは1000人に0・1人程度という調査結果がありますが、一説にはもう少し多いのではないかともいわれています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」