ゴーン被告は9kg減 拘置所・刑務所で痩せる「2つの理由」

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「その意味では毎日14時間以上の絶食時間を設けていることは素晴らしいことです。私も食事の内容や量を変えずに絶食時間を長くすることだけで20キロ近く減量した経験があります。医院内で肥満の患者さんへの栄養指導でも絶食時間を延ばすよう指導し、効果を上げています」

 ちなみに拘置所や刑務所の食事は「薄味でおいしくない」といわれる。

 原因は食塩を1日7グラム以内とする「日本人の食事摂取基準」に沿った献立が考えられているからだ。

 実は塩分の多い食事を取ると、肝臓の体内時計が進んでしまうことなどがわかっている。つまり、減塩は高血圧の予防だけでなくサーカディアンリズムを正すことにもなるのだという。

「しかも、刑務所では夜は就寝時間が早くテレビの視聴も制限されているため、光刺激によるメラトニン分泌の低下が起きません。おかげで良質な睡眠が得られ、サーカディアンリズムが守られやすいと考えられます」

 あなたがダイエットしたいなら、まずは夕食を早めに終えてテレビやスマホを見ずに早めに就寝することから始めてはどうだろうか。

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