尿道炎<1>淋菌とクラミジア菌は同居しやすい 両方の治療を

公開日: 更新日:

 非淋菌性尿道炎に対する原因の病原体を調べる検査は、保険診療ではクラミジアの検出のみとなっている。そのため通常はNCNGUの病原体ははっきり分からず、治療もクラミジア性尿道炎に準じた治療(抗生物質の服用)が行われている。

 しかし、核酸増幅法(遺伝子検査)による研究で、NCNGUの患者からさまざまな細菌やウイルス、原虫が検出されている。最近、よく知られるのはマイコプラズマやウレアプラズマ(どちらも細菌)などだ。

「他にNCNGUの原因微生物の候補になっているのは、インフルエンザ菌、はやり目の原因になるアデノウイルス、単純ヘルペスウイルスなどがあります。髄膜炎菌は口腔内細菌なので、オーラルセックスで感染する可能性がある。マイコプラズマやウレアプラズマも咽頭感染します」

 NCNGUはクラミジア性尿道炎と同じで比較的症状はおとなしいが、中には激しいものもある。髄膜炎菌は淋菌と似ていて症状が激しくはっきり出る。アデノウイルスは排尿時の激痛が特徴という。

 もちろん遺伝子検査は保険が利かず、効果的な薬も原因微生物によって異なる。なかなか治らない尿道炎は、性感染症専門施設できちんと調べてもらったほうがいい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る