「変わっている」と言われ続けた理由を病名がついて納得

公開日: 更新日:

「サラリーマンとしてひとつの会社に20年近く勤め、600万円以上の年収をもらっている。そんな私が発達障害だと言うと、『考え過ぎなのでは』『だれでも得意不得意はあるのだから、大げさに捉えることはないですよ』などと言いたくなる人もいるようです。でも、私は、発達障害と学力や収入は無関係だと思っているので、学歴や収入が高いから発達障害ではないということはない。むしろ『過集中』を持っていると勉強が得意になることもありますし、発達障害者は全国民の5%はいるといわれていますから、発達障害が特別なことだとも思っておりません。ただ、発達障害がどういうものか知ってほしいと思って、この取材を受けることにしたんです」

 そう話すのは、一色宏治さん(41歳)。都内のIT企業でシステムエンジニアを務める、第一線のサラリーマン。正社員だ。

 旧帝大の大学院を出て就職した会社にいまも勤務している一色さんだが、長年、生きづらさや仕事のしづらさを感じてきたという。子どものころから、家族や周囲から「変わっている」と言われ続け、どうして自分は他人と違うのか理解できなかった。しかし、発達障害という概念を知ることで、「長年の違和感に説明がついた気がした」と言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ