著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

ママは風邪を引かない超人…と子どもたちは思っているけど

公開日: 更新日:

 先日、育ち盛りの子どもが3人いる同級生(49)と会う機会があり、更年期について話を聞きました。

 彼女はとても元気で忙しくしていて、「体調に悪いところがない」と言います。婦人科検診を受けているかたずねると、検診は一度も受けたことがないとのこと。

 彼女の職場は同年代の女性が多く、子宮筋腫など婦人科系の病気で悩む人もいるせいか、閉経や婦人科系疾患には少々詳しい。でも、同僚の病気は他人事のような印象でした。これは彼女に限らずよく聞く話で、出産以来婦人科に行ったことがない女性は少なくありません。

 子育てを終えた別の同年代の女性にも話を聞きました。「子育てをしている時は調子が悪くても薬を飲んで家事をした」「子どもが風邪インフルエンザにかかるとすぐに病院に連れて行ったが自分の風邪は市販薬で乗り切っていた」といった具合。多少の熱があっても薬を飲んで仕事に行く働き盛りの男性にも同じことが言えるのではないでしょうか。夫婦ともに、子育て中は自分が頑張らなければ子どもたちが困ると、自分のことを二の次にして無理をしてきた世代です。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る