著者のコラム一覧
水井睦みずい整形外科院長

みずい整形外科院長。日本整形外科学会認定専門医、同会認定脊椎脊髄病医、同会認定リウマチ医、日本体育協会認定スポーツドクター。1995年北里大学医学部卒業。横浜市立大学医学部整形外科入局。大学病院、国立病院などを経て、2005年から東京・祐天寺にて開院。

痛風発作は「飲酒」「ストレス」「病気」「薬」が引き金に

公開日: 更新日:

 よく、「おれは尿酸値は高いが、痛風発作が起きにくい体質だから大丈夫」と言って治療しない人がいますが、突然、発作に襲われて後悔することになりかねません。

 血清尿酸値を高いままほったらかしにすると、体温が特に低い耳の上半分(耳介)や足の裏に皮下結節である痛風結節ができることがあります。結節とは「しこり」のことで、痛風結節とは尿酸塩結晶とそれを取り囲む炎症細胞からできた肉芽細胞のことです。帽子をかぶる習慣のある人は、痛風結節になりやすいことが知られています。

 痛風を予防するには、お酒を控えて規則正しい生活をすることですが、コーヒーをたくさん飲む人、適度な運動の習慣がある人などは痛風になりにくいとするデータもあります。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」

  2. 2

    円安地獄で青天井の物価高…もう怪しくなってきた高市経済政策の薄っぺら

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  5. 5

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  1. 6

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  2. 7

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ

  3. 8

    “第二のガーシー”高岡蒼佑が次に矛先を向けかねない “宮崎あおいじゃない”女優の顔ぶれ

  4. 9

    二階俊博氏は引退、公明党も連立離脱…日中緊張でも高市政権に“パイプ役”不在の危うさ

  5. 10

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明