マスク一日中着用にリスクはないか 中国では中学生が急死

公開日: 更新日:

 これに拍車をかけるのがマスクだという。マスクを着け続けることで、体内に熱がこもりやすくなるからだ。

「マスクを着け続けていると、マスク内の湿度があることで喉の渇きを感じづらくなる可能性もあり、ただでさえ喉の渇きのセンサーが衰えている高齢者は知らないうちに脱水が進み、熱中症となるリスクが高まりかねません。マスクを外してはいけないという思いから、水分補給を避けてしまうことも脱水の一因になりえるでしょう」

 気温や湿度が上がれば当然、マスクの表面にはウイルスだけでなく細菌やカビが繁殖する可能性が高くなってくる。

「冬に比べると暑さや息苦しさからマスクの表面に触る回数が増えるため、ウイルスや細菌、真菌などが付着しやすくなりますからね」

 マスク着用で他人に新型コロナウイルスをうつすリスクを下げられるかもしれない、との考えに異論はない。しかし、これからの季節、マスクを着け続けることにリスクがあることも知っておくべきだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗