自律神経<下>体調不良はPC・スマホ作業中の姿勢が原因

公開日: 更新日:

 自律神経を整えるのには、質のいい睡眠が重要になる。逆に、自律神経のバランスが乱れていると、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、睡眠の質が悪い「不眠」や「過眠」の原因になる。

 まず、質のいい睡眠に入るには、交感神経優位から副交感神経優位にする必要がある。そのリラックスモードに導く効果があるのが入浴だ。また、睡眠は深部体温が下がったときに深い眠りに就きやすい。そのためには就寝の90分~2時間くらい前に、38~40度のお湯に15~20分ほど漬かるのがいい。

「睡眠は深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠を、だいたい90分ワンセットで繰り返しています。最も重要な睡眠は眠り始めの最初の90分になります。できるだけ4セット分(6時間)の睡眠を取れるように心がけてください」

 自律神経のバランスを保つためには、一日の仕事と休息のメリハリをつけることが大切という。

【連載】病気を近づけない体のメンテナンス

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い