紺と黒の区別があいまいになったら… 色覚異常かもしれない

公開日: 更新日:

 それはフランス印象派の巨匠モネの絵に見ることができる。

「モネは白内障手術を受けてから、色覚の変化が絵に如実に表れました。彼は手術前後に片目だけで描いた作品を残していますが、白内障手術後の目は色彩が鮮やかですが、手術前の目は景色に青みが失われています。濁った水晶体の中では短波長光が吸収されてしまい、赤や緑はよく見えますが、青だけは暗く、見えにくくなる。絵の色彩の変化はその影響でしょう」

■コンロの炎に近づいて衣服が燃える事故

 色覚異常は単に色を感じられなくなるだけではない。本来、感じるべき色が感じられなくなることで、体のリズムが崩れて不眠症になる場合もある。なかには、色の見えづらさから大事故につながることもあるから注意したい。

「老人に多い『着衣着火』事故を後天色覚異常に絡めて捉える人もいます。青色のコンロの炎が小さく見えたため炎に近づき過ぎて、衣服に燃え移る事故が起きやすくなったというわけです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2026夏の甲子園「優勝校はココだ!」 本紙と専門家が徹底予想、“対抗”含む5校を紹介

  2. 2

    横浜流星「BL作品興味なし」発言に滲むプロ意識 「べらぼう」後初の民放連ドラ主演で注目

  3. 3

    “DAIGOの妻”となった北川景子が「家売るオンナ」で本格復帰

  4. 4

    広島新井監督はクビ濃厚…火中の栗を拾う次期監督「本命」「対抗」「大穴」4人の名前

  5. 5

    やはり浮上した高市首相「9月退陣」シナリオ…支持率急落も反転攻勢のネタなく、不安材料ばかり目白押し

  1. 6

    小園はセーフ? 広島「矢野だけ抹消」にファン激怒! “ゾンビたばこ”騒動で不可解な線引き

  2. 7

    『バック・イン・ザ・U.S.S.R.』旧ソ連や黒人解放がインスピレーションを与えた時代

  3. 8

    佐々木朗希は今季先発見納めへ…スネル&グラスノー復帰でリリーフ転向が濃厚か

  4. 9

    永田町がザワつく自民党役員人事…裏金議員“筆頭格”の萩生田光一氏「幹事長昇格説」浮上の仰天

  5. 10

    橋本愛の“熊本お見舞いメッセージ”まで批判する声に違和感…思い出される杉良太郎「偽善でもいい」の信念