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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

「肝」の働きをアップ!タコ・白菜・ゆずで二日酔いを解消

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 フルーツなら、ゆずが二日酔いの大きな味方。ズバリ「酒毒解消」という効能があり、酔いざましに威力を発揮します。食べすぎ・飲みすぎによる胃のむかつきを改善するというありがたい効果もあるので、酒飲みはゆずジュースを常備しましょう。さらに、柿、梨、リンゴも酒毒解消に役立ちます。

 また、二日酔い防止のために、そもそもこれらの食材をおつまみに取り入れておくのもおすすめです。

 ちなみにお酒を飲みすぎる日々が続くと、「肝の弱り」、そして体内が熱を持っているサインが表れることがあります。肝の弱りは目に出やすく充血、疲れ目、あるいはまぶたがピクピク震えるといった症状が出てきたら、かなり肝に負担がかかっている証拠だと思っていいでしょう。また、顔に吹き出物ができる、のどがやたらと渇く、のぼせる、便秘がちといった症状が表れるのは熱を持っているサインです。 飲んだ次の日にやけにお腹がすくという人がいますが、これは「胃が熱を持っている」ということです。熱の過剰なため込みは成人病の原因に!肝を守り、熱を蓄積しないで楽しくお酒と付き合うためにも、二日酔いお役立ち食材を上手に取り入れて日々、サポートを心掛けましょう。

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