唾液腺<下>質の良いサラサラ唾液を出すコロコロガム法とは

公開日: 更新日:

 ガムを一度球体にしてしまったら、舌の上で転がし続ける。小さくコロコロさせているだけなので、外から見てもガムが口に入っているようには見えない。会話をするときは素早く、上顎の奥歯の歯肉と頬の間に挟む。

 この状態でも頬にある唾液腺を刺激するので、サラサラした唾液が出やすくなる。ガムは、毎食後に1粒噛めば十分。精神的に緊張していても口腔内はリラックス状態になるので、唾液の流れが良くなり、口の中がネバネバした不快感が解消できるという。

 また、口呼吸のクセがあると、口の中が乾燥して唾液の免疫力や自浄性が低下し、風邪インフルエンザにかかりやすくなる。コロコロガム法を行っている間は、口では息ができないので、口呼吸も無理なく治すことができるわけだ。

 唾液の流れを確保するためには、唾液の分泌を増やすだけではなく、「唾液をのみ込む」という舌の動き(嚥下)も重要になる。検査で舌の上の唾液量を測定すると正常でも口の渇きを訴える人が多いという。

「それは唾液の流れが悪いことが原因で、背景にストレスがあります。仕事などのストレスや緊張によって、無意識に奥歯を接触(噛みしめ)させてしまうことで、舌が動かなくなって唾液の流れを阻害するのです。そのため口の中がネバネバしたり、口臭が強くなったりするのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状