著者のコラム一覧
永田宏前長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

ムカデ咬傷の6割は夜間に自宅で受傷 半数以上は夜間救急へ

公開日: 更新日:

 過去に何度も咬まれている人ほど、アナフィラキシーを発症する確率が上がります。しかしムカデは今回が初めてという人でも、必ずしも安心できません。ムカデ毒にはハチ毒と共通の成分が入っているため、過去にハチに刺された人の中には、ムカデが初回でもアナフィラキシーを起こすことが、ごく稀ではありますが報告されています。

 ムカデ毒自体で亡くなった人は、世界的にもほとんどいないようです。数年前、ハワイで22歳の若者がムカデに咬まれ、半日後に心筋梗塞の症状が出たという事例がありました。おそらく毒の作用によると考えられています。幸い数日後には回復していますが、ハワイや東南アジアなどに生息する熱帯性のムカデは大型で(体長20~30cmにもなる)毒量が多く、咬まれると心臓発作などを起こすことがあると、以前から言われてきました。コロナが収まって海外旅行に行けるようになっても、ムカデがいそうな場所には近づかないほうがいいでしょう。

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