著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学元教授、医事評論家

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

姿を消していたトコジラミがインバウンドブームで強力復活

公開日: 更新日:

 ホテルなどでトコジラミの侵入を許してしまうと大変です。繁殖力が強いうえに、小さくて動きが速く、さらに普通の殺虫剤に耐性を持ったものまで登場してきたので、素人ではなかなか太刀打ちできません。専門業者に頼んで、徹底的に駆除してもらう必要があります。

■新型コロナで激減の外国人観光客に代わりツバメが運んでくる

 一昨年までは、東京五輪を契機にトコジラミの被害が一気に広がるのでは、と危惧する声が上がっていました。世界中から何十万人もの観光客が東京に押し寄せたら、トコジラミの入国を防ぎようがありません。被害者が続出すれば、南京虫ならぬ「東京虫(トンキンムシ)」のウワサが世界中に発信されてしまうでしょう。しかし、新型コロナの影響でその懸念はなくなりました。

 ところが思わぬ伏兵がいることが分かってきました。トコジラミの海外からの持ち込みは、人間だけに限られているわけではありません。ツバメが運んでくることもあるのです。

 ツバメには、ツバメトコジラミという種類が寄生しており、人間からも吸血することが確認されています。数年前、ある病院でツバメトコジラミの大量発生があり、調査の結果、外壁に作られたイワツバメの巣から侵入してきたことが確認されるという出来事がありました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  3. 8

    高市首相応援議連「国力研究会」発足 “大政翼賛会”に入会しなかった70人と主な議員の名前

  4. 9

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  5. 10

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外