スマホで血糖値管理できる「リブレLink」インスリン治療中なら保険適用

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 血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖(グルコース)の濃度のことだが、リブレは血糖値を直接測定しているわけではない。センサーの中心部に極細のフィラメント(糸状の短い針)があり、そこで毛細血管から染み出た間質液中のグルコース濃度を血糖値に換算している。リブレも高度管理医療機器として、インスリン治療中の使用が保険適用になっている。

 さらに今年2月から「FreeStyleリブレLink」というスマホアプリの提供(無料でダウンロード)が始まり、専用リーダーを使わずに自分のスマホで「起動」「読み取り」「測定値管理」などができるようになった。

「リブレは、クラウド上でデータを患者と医師が共有できる『リブレView』という管理システムとの連携が可能です。従来のリーダーでは専用のケーブルやパソコンでデータを自分でアップロードする必要がありました。それがリブレLinkでは連携すると、自動的にデータをアップロードしてくれます」

 リブレLinkを使用することで、海外では血糖値の目標範囲内時間が改善したという報告があるという。

【連載】コロナ禍でも注目 最新医療テクノロジー

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