著者のコラム一覧
坂本昌也国際医療福祉大学 医学部教授 国際医療福祉大学 内科部長・地域連携部長

専門は糖尿病治療と心血管内分泌学。1970年、東京都港区生まれ。東京慈恵会医科大学卒。東京大学、千葉大学で心臓の研究を経て、現在では糖尿病患者の予防医学の観点から臨床・基礎研究を続けている。日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本内分泌学会の専門医・指導医・評議員を務める。

だだちゃ豆シーズンになると血糖コントロールが悪くなるのは…

公開日: 更新日:

 しかし、よくよく話を聞いて分かりました。患者さんの身内にだだちゃ豆の生産者がいて、8月半ばのシーズン時、大量にだだちゃ豆をくれるそうです。

 その患者さんはだだちゃ豆が大好き。自分でもスーパーで見かけたら即購入し、だだちゃ豆が手に入る間は、毎晩、どんぶり1杯ほどのだだちゃ豆をビール片手に1人で食べてしまうそう。「一年のうちで一番楽しみな時期なんです」と患者さんは言います。

 枝豆はタンパク質が豊富で、食物繊維、ビタミンB1・B2、葉酸、鉄、カリウムなどの栄養素が含まれているので、普通に食べている分には問題ありません。でも、その患者さんの「どんぶり1杯」は明らかに食べすぎ。だだちゃ豆のシーズンにはHbA1cが上がると分かってからは、シーズン前になると注意を促すようにしました。

 幸いなことに、だだちゃ豆のシーズンはとても短い。そこで患者さんは、その時期だけは存分にだだちゃ豆を楽しむ。その代わり、ほかの糖質の食品の量を減らし、ビールも我慢。さらに運動量を少し増やすことに。結果、HbA1cを保てるようになりました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 2

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  3. 3

    白石聖は「豊臣兄弟!」代役から7月連ドラヒロインに大抜擢 “ラッキーガール”にかかる期待とリスク

  4. 4

    和久田麻由子「news LOG」がワイドショー化にシフト…番組コンセプト“置き去り”構成ガラリの是非

  5. 5

    芥川賞作家も貧困を訴える厳しい現実…吉本ばななの赤裸々エッセーが波紋、柳美里も「時々、家の電気が止められる…」の衝撃

  1. 6

    皇室典範改正のタイミングで…愛子さまに「海外留学」説が浮上

  2. 7

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  3. 8

    森保ジャパン21日のチュニジア戦は「勝利が絶対条件」 初戦圧勝のスウェーデンが決勝T進出の脅威に

  4. 9

    任侠界も騒然…当局も確認に走った超大物極道トップの死亡説

  5. 10

    ブルージェイズ岡本和真がファンから支持されるワケ 日本&カナダの“組織票”で球宴スタメンなるか