著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

スマホの“ムダ見”を回避するには離れた場所に置き場をつくる

公開日: 更新日:

 ついついスマホを見てしまい、ダラダラしてやるべきことを後回しにしてしまう。そういった経験は誰にでもあると思います。

 どうすれば、ダラダラとスマホを見ず、やるべきことに取り組めるでしょうか? 手の届く範囲にスマホがあって見てしまうなら、スマホを手の届かない場所に置けばいい。当たり前のことを言うな、と思うかもしれませんが、「スマホが手元にある」という環境を変えるしか打開策はありません。

 そもそもスマホは、現代社会に欠かせないものになりすぎているあまり、手に取る、取らないにかかわらず、注意を分散してしまう厄介なツールと化しています。

 みなさんも、電車の中などでポケットやバッグに入っているスマホを、何の理由もないのに取り出して操作したりしませんか? まさしく、これこそスマホの恐ろしい点。手に取りやすいところにあると気になってしまい、なぜか見てしまうのです。そのため、バッグの奥深くに入れておくなど取り出しづらい状況にしておかないと、すぐに気になってしまいます。

 実際、テキサス大学オースティン校のウォードらは、何かに集中したり、意思決定をしたりする際に、スマホがそばにあるだけで、ないときに比べて注意力が散漫になってしまうと、研究(2017年)で突き止めています。

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