著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【イクラ】豊富なDHAとEPA 体をシャキッとさせるため朝食べたい

公開日: 更新日:

 気になる塩分は醤油漬けで100グラム当たり1.8~2.3グラムです。さらに醤油に漬けたり、食べすぎなければ問題ありません。

 DHAとEPAは悪玉コレステロールを低下させる働きを持つこともわかっています。「日本人の食事摂取基準2020年度版」では、基本的にコレステロールを下げるためには体重の減少や運動を必須としています。備考欄に、動脈硬化を防ぐため飽和脂肪酸の多量摂取は控える旨が日本動脈硬化学会の出典として記されていますが、飽和脂肪酸は主に肉やバターなどに含まれる脂質です。

 また、日本痛風・尿酸核酸学会の基準では1日に摂取が許容されるプリン体の量は400ミリグラムとされています。イクラ100グラムには3.7ミリグラムのプリン体しか含まれないので、食べすぎさえしなければ敬遠すべき食材ではないのです。

 DHAとEPAは朝に食べることで体がシャキッと活動できるようにする効果が得られることもわかっています。朝食にぜひ召し上がってみてください。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー