膵がんの注目治療「プレシジョンメディシン」 遺伝子変異を解析し薬を選択

公開日: 更新日:

 切除不能の膵がんと診断された場合に行う遺伝子検査には「生殖細胞系列検査」と「体細胞系列検査」がある。

「血縁家族に膵がんが複数人いる、若年で発症した人がいる、といった場合には遺伝的な要因(特定の遺伝子変異)が疑われます。遺伝的な要因が関係しているのかを調べるのが生殖細胞系列遺伝子検査になります」

 代表的な遺伝子変異として、BRCA(ブラカ)遺伝子がある。

「BRCA遺伝子変異は膵がん、乳がん、卵巣がんなどのリスクを高めることが明らかになっています」

 BRCA遺伝子変異が判明すれば、膵がんの化学療法の標準治療として認められている薬に加え、BRCA遺伝子変異に効果があるとされている治療も選択肢に加わる。

「たとえば標準治療である『抗がん剤の組み合わせA』『組み合わせB』のどちらかで効果が得られなくなった場合、それらの組み合わせを変えた化学療法を2次療法として行います。しかし、BRCA遺伝子変異があると分かっていれば、第3の選択肢として別の薬が加わります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網