アルツハイマーの危険度を知りたい! 脳の微細な萎縮をチェックする検査を受けてみた

公開日: 更新日:

■同年齢の平均より「下」の結果に…

 ブレインスイートの流れはこうだ。

 このプログラムを導入している医療機関(全国に複数ある)で頭部MRI画像の撮影を受け、別途、生活習慣などについてのオンライン問診票に入力。さらに集中力や記憶力を調べるオンラインテスト「のうKNOW」を受ける。結果はすぐにメールで送られてくる。

 記者の検査結果は<集中力・記憶力スコア>は「正常な状態」。<認知機能を低下させるリスクとなる項目>として運動食事などはいずれも「正常」だが、唯一<飲酒>が「加齢以上に認知機能の低下が進むリスクとなり得るポイント」というC判定だった。

 ただ、これは想定内。

 大ショックだったのは<海馬占有率>(脳全体の海馬の占める割合)。同性・同年齢の人との比較では「平均より下」。

 現在の生活を続けると10年後には海馬占有率がさらに下がっていることがグラフで一目瞭然だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因