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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【羊肉】脂肪燃焼や血流を活発にするカルニチンが豊富

公開日: 更新日:

 そんな羊肉ですが、じつは非常に低エネルギーです。牛肉100グラムあたり259キロカロリー、鶏肉は204キロカロリーなのに比べて、ラム肉は198キロカロリーなのです。また、エネルギーを作り出すために必要なビタミンB群、動脈硬化や高血圧、血栓予防、悪玉コレステロールを減らすのに役立つ不飽和脂肪酸もかなり豊富に含まれています。

 そして注目したいのが、脂肪燃焼や血流を活発にして手足の冷え予防に役立つL-カルニチン。L-カルニチンを被験者に投与した研究でも、被験者の体重を有意に減少させたり、運動の60分前にL-カルニチンを摂取して持久力をアップさせた報告があることからも、ダイエット中の方にもおすすめです。ラムよりもマトンのほうに多く含まれるので、独特の風味がお好きな方ならマトンを選ぶのもよいでしょう。

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