著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

AI開発を止めろ!イーロン・マスクら「人類への深刻なリスク」と警鐘

公開日: 更新日:

 しかし、これがもっと高い能力を持てば、多くの人が現在の職を失う可能性も指摘されています。またいくらAIとはいえ間違いもあるわけで、それが誤情報を蔓延させ、2年前の議会襲撃のような事件から、最悪の場合は戦争を引き起こす可能性も考えられます。また、病気やメンタルヘルスに関する間違った情報が、健康リスクにつながるかもしれません。

 ディープ・フェイクと同様、あまりにリアルなチャットボットのために、人間は現実と虚構の境目がわからなくなってしまうことは、使ってみるとよくわかります。

 レターでは、「AIは人間の未来を変えるもの。だからこそこうしたリスクを防ぐための方策を、これ以上の開発を進める前に業界と政府が一緒に考えるべき」と、強く指摘しています。もちろん同意しない開発者も多いのですが、一石を投じるものになってほしいと思います。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束