中国のお酒「白酒」をバイボールで飲むか、ストレートで飲むか

公開日: 更新日:

 中国に旅行に行き始めた頃、ビールが飲めなかったのでもっぱら食事のときに飲んでいた酒は、白酒(バイジュウ)だった。雑穀の高粱(コーリャン)や小麦、ジャガイモなどさまざまな穀物を発酵させて造る蒸留酒だ。

 日本では「中国の酒=紹興酒(黄酒)」だが、本場中国ではそうではなく、酒といえば白酒。50度くらいあるこの酒をストレートで飲む。旅行中なので当然昼間から酒を飲むわけだが、この度数の高い酒をストレートでクイクイ飲んでいると、酔っぱらって午後は使いものにならない。夜は夜で早々に酔っぱらう。翌日ひどい二日酔いで、そこにまた白酒を流し込む、といったこともあった。

 先日、日刊ゲンダイが5月2日に発行するGW特別号の取材で、とあるバーで白酒を飲んだ。日本ならではの飲み方として提案されたのが、ハイボールならぬ、バイボール。白酒を炭酸水で割ったもので、フルーティーな香りはそのままに、度数が抑えられて飲みやすい。

 酒好きの身には物足りなさがややあるものの、「白酒=ひどく酔っぱらう酒」という認識を持っている人には、その思い込みをとっぱらうためにいいかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも