中国で大人気の手打ち牛肉ラーメンを東京でいただく

公開日: 更新日:

 蘭州牛肉麺。中国へ旅行したことがある人なら、「知ってる、知ってる」となるだろう。東京都内でも最近、これを出す店が増えてきたように思う。

 蘭州牛肉麺は、中国北西部、甘粛省の省都である蘭州の代表的な麺料理。「安くて、おいしい!」と、中国全土に広がった。

「一清二白三紅四緑五黄」が特徴。その意味は「一清=透き通ったスープ」「二白=白い大根」「三紅=赤いラー油」「四緑=緑のパクチーと葉ニンニク」「五黄=黄金色の輝く麺」。つまりは、牛肉や牛骨などでダシを取った透明のスープに、手打ちのコシのある麺が入っており、具材は薄切りの大根、牛肉、香菜(パクチー)、葉ニンニク。そこにラー油がかけられている。

 2017年、東京・神保町に本格的な蘭州牛肉麺の専門店ができたときは、「この味を、日本で食べられるとは!」と感激したもの。何度か、並んで食べた。

 しかしいまや、東京都内なら結構あちこちに。先日、ガチ中華の多い高田馬場に行ったら、あちらにもこちらにも。フラリと入った店は、客がほぼ中国人。コロナでしばらく行けてない中国を思い出し、麺の一本一本を大切にいただいた。

 難点は、日本人にはやや量が多いところか……。(和)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー