重症では手だてがなかった「円形脱毛症」にリウマチ治療薬が効果大

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■ウィッグの着用で精神的な問題を解決

 円形脱毛症は症状の増悪を繰り返すのが特徴なので、1カ月に1~2回ほど受診して、発毛するまで通院する必要がある。症状に合った適切な治療を行うと毛包の炎症が抑えられ脱毛の症状は改善していくので、根気強く治療を継続することが大切になる。

 ただし、必ずしも治療による症状の改善にこだわる必要はないという。

「外見の問題で悩んでいる方は、医療用ウィッグの着用も有効です。劣等感が減り、精神的にも安定します。ウィッグの着用によって精神的な問題が解決されれば、無理に治療に固執する必要はありません。円形脱毛症は生命を脅かす病気ではありませんので、過度に不安にならず目標を持ち、明るく生きることが大切なのです」

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