潰瘍性大腸炎とクローン病の総称「IBD」とはどんな病気? 患者推計は29万人

公開日: 更新日:

 コロナが落ち着き、旅に出かける人、予定をたてている人も多いだろうが、その旅行時の移動について、患者団体「NPO法人 IBDネットワーク」にはこんな声が寄せられている。

・トイレが不安で、公共交通機関ではなく車の移動が多い
・駅構内のトイレは混むので、移動中の車両内のトイレがあればそこで済ませる
・新幹線や飛行機などはトイレに行きやすいよう必ず通路側の席
・海や山など、トイレがない場所を旅行の目的地にするのは躊躇する
釣りやキャンプなど、病気がなかったら行ってみたい

 30代前半で潰瘍性大腸炎を発症した40代女性はこう話す。

「症状がある時は、トイレの回数は1日10回を超えた。旅行先は人が多く、トイレが混んでいる。トイレの心配や疲れやすいことが理由で心底、楽しめない。車には防災用の簡易トイレを常備し、急な腹痛が心配で、トレーニングパンツやナプキンを着用することもある」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」

  2. 2

    円安地獄で青天井の物価高…もう怪しくなってきた高市経済政策の薄っぺら

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  5. 5

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  1. 6

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  2. 7

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ

  3. 8

    “第二のガーシー”高岡蒼佑が次に矛先を向けかねない “宮崎あおいじゃない”女優の顔ぶれ

  4. 9

    二階俊博氏は引退、公明党も連立離脱…日中緊張でも高市政権に“パイプ役”不在の危うさ

  5. 10

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明