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青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

学校でのマスク着用義務化の効果は? スイスの研究チームが報告

公開日: 更新日:

 その結果、新型コロナウイルスが含まれたエアロゾル検体の割合は、マスク着用を義務化した期間で7.1%だったのに対して、義務化を解除した期間では、8.1%でした。

 また、1日平均エアロゾル濃度は、マスク着用の義務化によって69%、統計学的にも有意に低下しました。

 新型コロナウイルスの感染リスクについても、マスクの着用を義務化した期間で81%、統計学的にも有意に低下しました。

 論文著者らは「マスク着用の義務化によって、エアロゾルの濃度を空気清浄機よりも低下させる効果が期待でき、感染リスクの低減につながる」と結論しています。

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