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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

心を蝕む「ガスライティング」…40年代のアメリカ映画から生まれた

公開日: 更新日:

 相手の心を支配しようとするこうした言い方は、言われた側の自尊心を傷つけ、不安神経症やうつ病につながることさえあります。

 ではガスライティングにどう対処すればいいのか、ハーバード大学の心理学者コートニー・ウォーレン博士はこう語っています。

 「君はクレイジーだ」と言われたら、「あなたは同意しなくてもこれが私にとっての現実です」と言い返す。また、「君は過剰反応している」と来られたら、「私の気持ちを決めつけないで。私の気持ちには議論の余地はない」と返すことなどをアドバイスしています。

 ガスライティング、あなたは大丈夫ですか? される側、する側、どちらにおいても。

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