認知症の親が卑猥な言動を繰り返す…どう対応すればいいのか

公開日: 更新日:

 ヘルパーや看護師に対する性的逸脱行為で困ったら、本人と同性のヘルパーに変更してもらうといいでしょう。人の目があると性的行動は起こりにくい。介護サービスを引き続き利用するためにも、症状が治まるまでは2人以上での訪問介護をお願いしてください。

 家庭内で性的行動が見られたら、患者さんを落ち着かせるためにもまずは本人が好きな趣味の話などをして関心を他に向かせましょう。そして、さらっと受け流してください。「やめてほしい」と注意しても、社会的認知の障害から本人は何が悪いのか理解するのが難しい。センシティブな問題なので周りに話しにくいとは思いますが、一人で抱え込まずに同居する他の家族や親族に打ち明けると、気持ちが楽になり介護者の精神的ストレスを軽減させられるでしょう。

 性的逸脱行為は孤独感といった人恋しさからも起こります。手を握ったり目を見て話したり、日頃からよくコミュニケーションを取ると人恋しさが解消され、症状の出現頻度を減らせる可能性があります。

 また、認知機能の低下から介護を性的な誘いと勘違いしているケースもあります。介護をする際は、これから行う内容やその目的を声掛けしながら行い、これは「介護」なのだと示してください。声掛けを通して安心感を与えると信頼を得られ、本人の心の中に介護に対する感謝の気持ちが芽生えていきます。信頼関係が構築されると、本人も関係を壊さないよう失礼な行動や言動を控えられるようになるのです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”